動物の声

[2019年05月30日]

こんにちは!獣医師の津田です。

今日は少し真面目なお話をさせていただきます。

 

「さっきソファーから飛び降りた時に左手首を痛めました。」とか

「昨日の夜散歩中に落ちてたおにぎりを食べてからお腹が痛いです。」とか

「なんか頭痛い!」とか、

動物が喋ってくれたら獣医師はすごく助かりますが、そういうわけにはいきません。

普段と違う動物の状態から異常を察知し、動物病院に連れて行く必要があります。

嘔吐下痢などはもちろんですが、ご飯の食いつきが悪い、ケージから出てこない、散歩に行きたがらない、なんとなく元気ない、など、ちょっと気になる程度の症状しか示さないことも多いです。

ただ、普段ガツガツご飯を食べる子がご飯を欲しがらなかったり、普段元気に散歩に行く子が散歩に行きたがらない、という状態は、何かしらの異常がある場合がほとんどです。

「これぐらいの症状で連れてきてしまってすみません。」と謝られる飼い主さんも時々いらっしゃいますが、そんなことはありません。

大したことないと思うことでも、大きな病気が隠れている可能性はあります。

連れて来れない場合も、何かアドバイスできるかもしれないので、まずはお電話下さい。


写真は、津田家2代目犬のラブラドールのロックです。

青いバンダナがおしゃれですね。