周術期管理セミナー④

[2016年02月20日]

こんにちは。看護師の水畑です。

先日、周術期セミナーの第4回目に参加してきました。

今回学んできた事はバランス麻酔。

手術をする時全身麻酔をしますが、その時の要素として

・鎮痛

・鎮静

・筋弛緩

・有害反射抑制

を行う必要があります。

これらを一つの薬剤で達成しようとすると、沢山の量が必要になり副作用の原因になります。それぞれの役割を持った薬剤を少量ずつ組み合わせて使用することで麻酔の安全性を高める事が出来ます。当院でもこのバランス麻酔で手術は行っており、日頃の麻酔手順の再確認をする事が出来ました。

今回の講師は長濱正太郎先生といって、動物業界では珍しい麻酔専門の先生でした。色々な病院に麻酔医として手術に立ち会っていらっしゃる方だったので、今後の参考になる話が沢山聞けました。

このセミナーも残すところあと一回!!

最終テストに合格して周術期管理の認定が貰えるよう頑張りたいと思います。