眼科
当院では、眼科の専門的な診断・治療を行っております。
日々多くの病院様から診察・手術依頼を頂く分野であり、得意としている分野です。大切な家族の大事な眼。当院にお任せ下さい。
白内障、緑内障、角膜疾患、視力低下、眼内炎、網膜疾患、腫瘍など様々な眼のトラブルに対処いたします。
また眼の疾患の多くは、早期発見・早期治療が重要となってきます。当院では眼科の健診を推奨し、飼い主様に眼の病気の怖さや注意点などを分かりやすく丁寧にアドバイスしております。
治療例
白内障
視覚を喪失させるだけでなく、進行状態により痛みなど動物に不快感をもたらし、QOLを低下させる疾病である。
当院では、専門的な機器・技術を用いて人医療と同様の白内障手術を実施しており、多くの動物が再び見えるようになるのをサポートしています。
症例
緑内障
急性発症した場合、迅速な専門的な治療を行わないと、すぐに永久的な失明を起こしてしまう怖い病気です。
当院では、内科治療に加え、チューブシャント手術や最新のレーザー手術(MP-TSCP)などの高度な治療を実施しております。また、その実績を学会などで講演することで高い評価を受けております。
残念ながら視覚回復の可能性がない、慢性緑内障眼には、疼痛緩和などのために眼内義眼手術などを行っております。
症例
角膜潰瘍(穿孔)
端的に言えば角膜の傷です。軽度の疾患であれば点眼や内服で治癒可能であり、内科治療で治るのが好ましいですが、重症の場合は手術が必要になることもあります。
当院では、重症度や患者の年齢などに応じて適切な治療方法を選択しております。
症例
腫瘍(眼科領域)
眼にも悪性の腫瘍(癌)は発生し、眼瞼・眼表面・眼内・眼窩など様々な部位にできます。
視覚を温存し、腫瘍を取りきることを最優先しますが、生命を守るために眼球摘出が必要な場合もあります。
飼い主様と良く話し合い、治療方針を決定しております。
症例
ドライアイ(乾性角結膜炎
人間のドライアイと比較して、とても重篤な疾患であり、放置すると視覚を喪失することもある疾患です。
様々なタイプのドライアイがあり、治療も一様ではありません。
当院院長は、大学時代にドライアイ研究を行っておりました。
症例
網膜剥離
外傷だけでなく、様々な要因で起こる疾患ですので、まずは原因究明が大切となります。
治療は、原因除去に加え、薬物療法やレーザーによる凝固手術を行います。
部分的ではなく、完全剥離した場合は、硝子体手術が適用になることもあります。
皮膚科
定期的に皮膚科認定医を招聘して、専門診療を行っております。
勤務獣医師も皮膚科学会に所属し、認定医の指導をしっかり受けるとともに、認定医講習を履修するなど、力を入れている分野です。
対症療法だけでなく、しっかりと診断を下すことを理念に薬剤治療、食事療法、日々のスキンケアの3本柱を大切にして診療を行っております。
耳科
犬や猫の耳の病気は、外耳炎が最も多く、一般的な洗浄や点耳薬で治ることも多いのですが、難治性の外耳炎や、中耳炎や耳道腫瘍など多くの病気があります。外見では分かりにくいため、ビデオオトスコープ(耳道内視鏡)という道具を使って、耳道内を観察し、診断、治療を実施します。病気によっては麻酔をかけての洗浄処置や手術を実施します。外耳道切除や全耳道切除、背側/腹側鼓室胞切開も対応可能です。
洗うだけでは治らない、または繰り返す外耳炎、痒みや耳垢が多いなど耳について何でもご相談ください。