エキゾチックアニマル診療の研修に行ってきました。

[2024年06月24日]

5月より勤務しています獣医師の阪本麻友です。

私は2019年より約2年半、ネクストで勤務していました。

一度ネクストを離れましたが、この度ご縁があり、再びネクストの一員に戻ってまいりました。

私が勤務していた頃よりも、設備面、スタッフの力量ともに更にパワーアップしており、このような環境に身を置いて働けることに感謝するとともに、身の引き締まる思いで日々の診療に携わっております。

 

 

ネクストでの勤務スタートに先立ちまして、5月上旬から2週間、北海道札幌市のポックル動物病院さんにて、エキゾチックアニマル診療の研修に行ってきました。

ポックル動物病院の院長である伊村先生が川上先生の大学時代の同級生であることから、今回このような機会をいただきました。

エキゾチックアニマルとは、犬猫以外の伴侶動物を総称した呼び方です。

ポックル動物病院では、診察の約半数がエキゾチックアニマルの診察であり、インコなどの鳥類、ウサギ、ハムスター、モルモット、チンチラ、デグー、爬虫類など、実に様々な動物たちが来院していました。

 

 

エキゾチックアニマルは犬猫と比べて身体も小さいことが多く、体調の変化や症状がわかりづらいです。

また、繊細であるが故に、場合によっては病院での検査がストレスとなり、体調の悪化を招くこともありえます。

今回の研修でも、実に様々な症状で動物たちが来院していましたが、その子の状態をみながらどこまで検査をするのかを見極めることの大切さを学びました。

そして、動物種によって起こりやすい疾患が違ったり、診察時の安全な保定の仕方も異なりますので、今回の研修で様々な動物の診察を間近でみることができ、とても勉強になりました。

 

 

現在のネクストでは犬猫の診療が大半ですが、今回学んだ知識や経験が、エキゾチックアニマルを飼育されている飼い主の皆様のお役に立てれば幸いです。

何かお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

ポックル動物病院の伊村院長およびスタッフの皆さん、本当にお世話になりました。そしてこのような機会を与えてくださった川上先生に感謝いたします。