ペットファーストエイド講習
[2015年09月02日]
こんにちは。 看護師の水畑です。
先日ペットファーストエイド講習の第5回目の更新に行って来ました。
昨年も同時期にブログに書きましたが、今年講習を受けるとインストラクターの資格が取れる権利が貰えるので張り切って講習を受けに行って来ました(^-^)
今回のテーマは「公衆衛生」
「人畜共通感染症」という言葉を聞いた事はあるでしょうか?
これは人と動物との間に共通する感染症のことで、代表的なもので皆さんよく耳にする病気と言えば「狂犬病」。
日本では現在狂犬病の発生はありませんが、今なお世界各国で年間5万人以上の人が命を落としています。
また、身近なものでは「パスツレラ症」。これは犬・猫の口の中にいる常在菌で、噛まれたり引っかかれたり、過度なスキンシップ(キス・一緒に寝る)をする事で人に感染します。特に免疫力の低下している人や基礎疾患がある人は感染しやすいです。
専門学生時代に公衆衛生の授業があり、様々な人畜共通感染症を学びましたが、今回の講習で改めて感染症について学び直す事が出来、動物病院で働く者として頭にしっかり入れておかないといけない知識だと再確認しました。
人畜共通感染症について、何か心配な事がありましたらどんな小さな事でもご質問くださいね(^-^)